肌寒い季節に突入し、2024年も残りあとわずかとなってきましたね。そして、子供たちに大人気、年に一度世界中の良い子いにプレゼントを配るサンタクロースの時期が迫ってきました。自分の家に来るのを待ち遠しくしている子も少なくないと思います。では、もしもサンタクロースの居場所を追跡できる機能があったら面白くありませんか?実はクリスマスイブにサンタクロースの居場所を追跡(見る)ことができる機能があるのをご存知でしたか。今回はそんな『サンタを追いかけよう』について紹介していきます。
サンタを追いかけよう
Googleの サンタを追いかけよう(英語: Google Santa Tracker)とは、Googleが2004年に開始した、クリスマスをテーマとしたエンターテイメントサイトです。クリスマスイブにサンタクロースの居場所を追跡する様子のシミュレーションを行ったり、様々なミニゲームでユーザーが遊んだり、クリスマスの歴史について見たり、学ぶことができるアクティビティが多く用意されています。子供にとっては、様々な方法で楽しめるので嬉しいサイトですよね。
はじまり
ちなみに、サンタの追跡のもとは、1955年にNORAD(北米航空宇宙防衛司令部、当時は中央防衛航空軍基地)司令長官のホットラインの電話番号が、誤ってクリスマスの広告にサンタクロースの電話番号として掲載されたことが起源となっています。サンタと話せると思い、子供からの電話を受けた大佐がサンタをレーダーで確認したと答えたことから始まっているそうです。ちなみにNORADは現在もサンタの追跡を行っており、独自のサイトで情報を発信しています。大佐の子供への対応がかっこいいですね。
Googleが視覚化
NORADのサンタ追跡のサービスを見たGoogleは2004年初頭になると、このサービスを使用者に利用しやすいように『視覚化』に試みました。当時はKeyholeがGoogleに買収され、これを機に「Keyhole Earth Viewer」(現・Google Earth)でサンタクロースを追跡し始めました。しかしこれは有料サービスだったため、利用者があまりいませんでしたが、翌年の2005年にGoogle Earthとして、無料配布が開始されたため利用者が増加しました。
さらなる改良
2018年になると、学生や教育者向けに様々な機能を追加しました。プログラミングの基本や世界中のクリスマスの伝統に関するゲームやレッスンが追加されました。これらの追加要素には、世界的に有名な非営利団体のカーンアカデミーとCode.orgに関する情報も掲載されています。ちなみにウェブサイトでは2019年に56億個のプレゼントがサンタクロースにより届けられたと言われています。ちなみに2020年から2021年にかけての、パンデミックの間では、サンタクロースらがマスクを着用している様子が描かれていました。信じるか信じないかはあなた次第です。
追跡の他にも様々
Googleのサンタを追いかけようでは、サンタの現在の様子を知られるほか、ゲームやデジタル絵本、プログラミングの学習教材、知育アプリ、サンタのアニメーションなど、子供向けに様々な無料コンテンツが用意されています。クリスマスイブにしか追跡機能が使えませんが、クリスマスプレゼントが待ち遠しくて眠れない時に利用してサンタクロースがくるのを待ちましょう。
これがおすすめ
数ある中でも面白くておすすめできるコンテンツは「すばやく組み立てよう」です。こちらは、おもちゃのパーツを集めてプレゼントの箱に入れるだけのゲームだですが、道中には床が凍っていたり、ウロウロしているペンギンが邪魔をしてきます。とにかく、おもちゃを作るだけのはずなのに、修行のような厳しい道のりが待ち受けています。
まとめ
今回は、サンタクロースを追跡することのできるGoogleのサンタを追いかけようについて説明しましたが、いかがでしたか。良い子のみなさんは、追跡することに夢中になっていると夜更かしをしているとプレゼントが貰えなくなってしまいます。利用のし過ぎは危ないので気をつけましょう。