数週間前に発売され始めたPixel 6シリーズは、ハードウェア品質改善とOS(オペレーティングシステム)の大幅な進歩により発表され、最新OS Android 12の提供と以前のバージョンのソフトウェアにはなかった新機能を備えています。そのPixel 6シリーズの最新情報を本記事にまとめてみました。
Pixel 6シリーズ向け最新OS「Android 12」の新機能
Googleは発売されたすべてのPixelシリーズ向けに、Android 12の配信を開始されており、その最新OSには新しいデザイン言語「Material You」機能を採用しております。最も大きく変わったのがユーザーインタフェース(UI)のデザインで、ホーム画面上の色がパーソナライズ可能になり、壁紙、通知、クイック設定メニュー、アプリなどの様々なパーツの色やデザインを統一できるようになりました。10月29日にやっとGoogle 翻訳にも「Material You」機能が使用可能になりました。
さらに、Android 12でプライバシー機能も強化されていて、使用中のアプリは「カメラやマイクを使っている」とインジケーターがステータスバーに表示されるようになりました。
Android 12は今年内にSamsungやSony、XiaomiなどのAndroidスマホでも利用可能の予定です。
Pixel 6シリーズ向けGboard キーボードの修正機能
文字入力アプリ、Gboard キーボードのリアルタイムでの文法の修正機能は、Pixel 6とPixel 6 Pro専用にリリースされました。この機能はユーザーが入力した文法上の間違いが目立つように表示され、キーボードのすぐ上に文に合う単語がいくつか提案されます。英語のみをサポートしていますが、他の言語もサポートする予定だそうです。
先日発売されたばかりのPixel 6シリーズに問題発生?
海外ではディスプレイ不具合を報告されてるユーザーが多く、電源ボタンで画面をオフにすると画面ちらつきが発生するとのことです。Google Pixel 6シリーズで画面ちらつき問題と報告されていますが、Google Pixel 6 Proだけの問題だそうです。ユーザーが不満を言っている画面のちらつき問題はGoogleのPixelチームが認めています。そして、この問題に関してはハードウェアの問題ではないと述べています。Googleは「この問題を回避するには、電源がオフのときは電源ボタンを入れ直さないでください。 スマートフォンを使いたいときは、電源ボタンを長押しして電源を入れてください。」と述べていて、画面ちらつき問題は12月のソフトウェアアップデートで修正されると発表しました。そのアップデートにより、今まで発見された多数のバグや欠点などが修正されるとのことです。
最後に
Pixel 6とPixel 6 Proは10月28日からGoogleストアから発売されるほか、KDDIとソフトバンクからも販売されています。Google公式ストアの(SIMフリー版)販売価格はPixel 6が7万4800円からで、Pixel 6 Proが11万6600円からです。